コンピュータウイルスとは、悪意を持って作成されたプログラムのことで、 旧通産省のコンピュータウイルス対策基準では、 以下のように定義されています。
コンピュータウイルスの定義(通商産業省告示第429号より一部抜粋)
第三者のプログラムやデータべースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、 次の機能を一つ以上有するもの。
(1)自己伝染機能
自らの機能によって他のプログラムに自らをコピーし又はシステム機能を利用して自らを他のシステムにコピーすることにより、 他のシステ
ムに伝染する機能
(2)潜伏機能
発病するための特定時刻、一定時間、処理回数等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない機能
(3)発病機能
プログラム、データ等のファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をする等の機能
コンピュータウイルスがシステムに侵入すると、様々な悪影響を及ぼします。被害は、データの破壊活動、パソコン内のデータをネット経由で
外部に流出させてしまう「暴露ウイルス」などの悪質で深刻なものから、特定の時刻になると画像やメッセージを表示するなど、いたずら目的
の性格が強いものまで様々です。
これらの被害は、ウイルス対策ソフトなどのセキュリティソフトをインストールすることで、ある程度防ぐ事ができます。
製品版セキュリティソフトとしては、以下の4種類が有名です。
「ウイルスバスター」は、初心者の人でもすぐに使いこなせる、使いやすさが特長です。一本でウイルス・スパイウェア対策、有害サイトへのアク セス規制、個人情報の漏洩防止、不正侵入対策・ネットワーク管理、迷惑・詐欺メール対策をこなします。
「ノートン」は、以前は動作が重く、また、設定が少し独特で玄人好みと言われていました。最新版では動作も軽くなり、また問題が発生した 場合に、画面から直接サポートにアクセスして、電子メールやライブチャット経由でスタッフとやり取りが可能という機能があるので、初心者の 人でも安心して利用できる様になりました。
「Kaspersky(カスペルスキー)」は、ウイルス検出率の高さや、平均1時間に1回のウイルス定義ファイル更新が行われるなど、新種ウイルスへ の対応の速さで有名な総合セキュリティソフトです。ロシア生まれのソフトで、ヨ−ロッパでは圧倒的な人気を誇っています。国内の代理店は 「一太郎」や「花子」で有名なジャストシステムです。
「ウイルスセキュリティZERO」は、何といっても画期的な料金プランが特長です。普通、ウイルス対策ソフトなどでは、年契約の料金プランで、 定義ファイルの更新などのサポートを受け続けるには、継続して更新料の支払いが必要でした。「ウイルスセキュリティZERO」は、料金の支払い は、ソフトの購入時のみで、更新料の支払いがなく、マイクロソフト社の各OSの公式サポート終了時まで無料となっています。Windows XP でも 2014年まで、更新料0円で利用可能です。また、同一世帯・同一法人での利用なら、1製品あたり3台まで使用可能です。
とはいっても、以上のソフトは全て有料です。コンピュータ対策ソフトは、以前より低価格で利用できる様になりましたが、トレンドマイクロ
株式会社が行った調査では、2006年現在でも、約30%のユーザーが、ウイルス対策ソフトを利用していないと言う結果が出ています。
「ウイルスは怖いけどお金がかかるのは嫌だ」という事なのかもしれませんが、上述の様にウイルスに感染してしまうと、深刻な被害を受ける
ので、ウイルス対策ソフトは必ずインストールしておく事をおすすめします。
それでもどうしてもお金を掛けたくない人は、無料のウイルス対策ソフトをインストールしましょう。もちろん、無料のものは有料のものより、 ウイルスの検出度・新種ウイルスへの対応のすばやさなど、機能・サポートがかなり劣りますが、何もインストールしていないよりは、はるか にましです。ただし、あくまで家庭用・個人用用途で、大事なデータや仕事上使うパソコンには、有料のものを入れるのは必須です。
このページでは、無料のウイルス対策ソフトとして有名な「AVG Anti-Virus Free Edition」の解説を行っています。ただし、利用できるのは個人 用途の非商用・家庭のみで、学校なども含めて企業等では利用できません。そのほかの無料ウイルス対策ソフトは、以下で紹介していますので、ご覧に なってみて下さい。
セキュリティ - ウイルス対策ソフト
セキュリティ - スパイウェア対策ソフト
「AVG Anti-Virus Free Edition」は、AVG 日本公式サイトからダウンロードすることができます。
メールアドレスを入力し、「ダウンロード」ボタンをクリックで、ダウンロードが始まります。
インストールは、基本的に「次へ」をクリックしていくだけで終了します。
「セットアップで使用する言語の選択」を日本語・英語から選択し、ライセンス契約画面で「同意する」をクリックします。
「システム ステータスのチェック」では、他のウイルス対策ソフトがインストールされていないか、インストールする環境が整っているか
などをチェックしています。
「インストールタイプの選択」は、基本的には「標準インストール」で問題ありません。自分でインストールする
コンポーネントを変更したければ、「カスタム インストール」を選択します。
「AVGのパーソナライズ」では、ユーザー名とライセンス番号を入力します。ユーザー名には、あらかじめシステムを利用しているユーザー名が
入力されているはずです。以前のバージョンだと、ユーザー名に日本語など2バイト文字が含まれていると不具合が起きる場合がありましたが、
日本語版の場合は、はっきりとは分かりません。自分の使っている感じでは、特に不具合は見つかりませんでしたが、念のため、英数字など1
バイト文字のみにしておいた方が無難かも知れません。
「ライセンス番号」は、始めから入力されています。
「AVGセキュリティツールバー」は、Yahoo!・Google・MSNの検索結果をチェックするツールで、悪意のあるWebページ、ゼロデイ・エクスプロ イト、自動ダウンロードに対してリアルタイムで保護を提供します。「Internet Explorer」や「Mozilla Firefox」に対応したツールバー として機能し、Yahoo!検索ボックスとしても利用できます。こちらは、ご自由に選択すればOKです。自分は、ツールバー自体、あまり好きじゃ ないので、インストールしませんでした。
表示される「インストールの概要」に問題が無ければ、「続行」をクリックしましょう。その後、ファイルのインストールが始まります。
「インストールが完了しました!」の画面が表示されれば、インストール作業は終了です。その後、初期設定を行う「初回起動ウィザード」 が自動的に表示されます。